自律神経失調症の診療・病院
自律神経失調症の自覚症状を感じて病院での診察を受けたいと思っても、病院の何科を受診すれば良いかも分からないものです。自律神経失調症が疑われる場合は、以下を参考にしてみてくだい。

内科での診療
自律神経失調症の特徴的な病状が続いた場合は、すぐに病院で診察を受けましょう。自律神経失調症の症状に似ているほかの重い病気の恐れもあるので、まずは一般内科を受診すると良いでしょう。
自律神経失調症だった場合、一般内科の病院の検査で異常が見つかることはほとんどありません。その場合、内科では薬で症状を一時的に抑える対処療法を行います。自律神経失調症の症状が軽い場合は、この対処療法で治療することもあります。

心療内科・神経内科
一般内科の病院の検査で異常が発見されず、その後も症状が続いた場合は、心療内科の診察を受けましょう。心療内科は、精神と心の両方から病気の治療を行うための診療科で、主に心の問題が影響して体に影響を及ぼす心身症などの病気が対象となっています。
自律神経失調症患者の多くは、内科ではなく心療内科や神経内科に通院しています。心療内科や神経内科では、薬物療法や睡眠の周期を整える行動療法などが行われています。また最近では強い光を体に当てて体内時計を正常にする治療法や、自ら心因的ストレスを軽減させることで症状を改善させる自律訓練法などもあります。

カウンセリング
カウンセリングは、体と心の治療方法である心理療法の1つです。心の問題を抱える人の心のケアを行うのがカウンセリングです。カウンセリングには予防を目的とした開発的カウンセリングと、治療を目的とした治療的カウンセリングがあります。
カウンセリングを受けることができるのは、カウンセラーが常駐する病院、保健所、学校、企業などの施設です。中には独立開業しているカウンセラーもいます。自律神経失調症患者の場合は、より専門的な治療を受けるために病院のカウンセラーを受けることをお勧めします。

整体・鍼・カイロプラクティック
自律神経失調症は、体の歪みが原因となっている場合があります。一般の病院での治療で回復の兆しが見られない場合は、整体・鍼・カイロプラクティックなどの施術を受けてみるのも一案です。
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